自動化と制御
MultiMC の設計思想は「ユーザーが頼んでいないことはしない」です。つまり Java のパスもバージョンも、mod の管理も更新も全部自分で行います。パワーユーザーはこれを好みますが、新規プレイヤーは離れていきます。
GDLauncher は逆のアプローチを取ります。インスタンスごとに何が必要かを検出し、インストールして、最新に保ちます。一方で、オーバーライドしたい場合に備えて同じ調整項目をすべてインスタンス設定に用意してあります。デフォルトでも動くし、必要な制御も揃っています。
Modpack の扱い
MultiMC には Modrinth ブラウザは内蔵されていますが、CurseForge との統合はありません。CurseForge の pack をプレイするには、zip ファイルを手動でインポートするか、サードパーティのツールでマニフェストを取得する必要があります。GDLauncher のブラウザは CurseForge と Modrinth を並べて表示し、両方ともワンクリックでインストールできます。
系譜
MultiMC は 2021 年 12 月以降、新しいリリースを出していません。プロジェクトのエネルギーは事実上 Prism Launcher などのフォークへと移っています。長年 MultiMC を使ってきて、ワークフローを失わずによりモダンな UI が欲しいなら Prism が自然な乗り換え先です。GDLauncher はもっと大きな飛躍 (自動化が多く、手動ステップが少ない) になります。両方試して、自分の使い方に合うモデルを選んでください。
Cloud Instance Sharing
MultiMC で友達とセットアップを共有するということは、インスタンスを zip にエクスポートしてファイルを渡すことです。それでも動きますが、ファイルをどこかにホストする必要があり、相手も同じ手順でインポートする必要があります。GDLauncher のCloud Instance Sharingはそれを短いコードに置き換えます。コードを貼り付ければ、ランチャーが GDL サービスからスナップショットを取得し、mod は元の CDN から再ダウンロードされます。コード 1 つで、CurseForge + Modrinth の混在コンテンツを同じ共有に含められ、zip ファイルの受け渡しは不要です。
結論
MultiMC は、コンパクトで非常に柔軟性の高いランチャーが欲しく、Java の設定や mod の管理、更新を自分で行うのが苦にならないなら良い選択肢です。GDLauncher は、Java の自動管理、自動更新、ワンクリックインストール、Cloud Instance Sharing、サーバー管理を自動で済ませたいプレイヤー向けで、MultiMC が先駆けたマルチインスタンスのワークフローはそのまま受け継いでいます。